Win版RVM:pik
WindowsでRVMを使おうとしたらpikというRVMみたいに使える版管理システムがあったので使ってみた。
pikについて:vertiginous/pik
pikの実行ファイルを入れようぜ
pik_installコマンドを使ってpikの実行ファイル(確かpik.exe)などを入れよう。
このコマンドの後にファルダを指定しよう。例えばC:\toolsに入れるには以下のコマンドを実行しよう。
> pik_install C:\tools
ここで、pikと打ってバッチファイルとして認識されていませんと云われないように環境変数を設定しよう。上のコマンドの場合は環境変数(PATH)にC:\toolsを追加した。
pikでRubyを入れようぜ
pikを使ってRubyをインストールするには、以下のように入力して実行する。
この場合はRubyの最新版(2012年4月4日現在:1.9.3-p125)がインストールされる。
> pik install ruby
インストール中、以下のようなことを聞かれたが、ぼくはyesと打った。
You need the 7zip utility to extract this file. Would you like me to download it? (yes/no)
また、バージョンを指定してインストールするには以下のように実行すればいい。
> pik install ruby -v 1.9.2-p290
切り替えようぜ
今どのRuby(あるいはどのバージョン)を使っているかを確かめてみよう。
以下のように、listというサブコマンドで実行するとインストールされているRubyとそのバージョンを示す。アスタリスクは現在使っているRubyとそのバージョンを表している。
> pik list 187: ruby 1.8.7 (2010-12-23 patchlevel 330) [i386-mswin32] 192: ruby 1.9.2p290 (2011-07-09) [i386-mingw32] 193: ruby 1.9.3p125 (2012-02-16) [i386-mingw32]
んで、ruby 1.9.2に切り替えるに以下のコマンドを実行するとよい。
> pik use 192
すると、1.9.2の前にアスタリスクがつくようになる。
> pik list 187: ruby 1.8.7 (2010-12-23 patchlevel 330) [i386-mswin32] 192: ruby 1.9.2p290 (2011-07-09) [i386-mingw32] 193: ruby 1.9.3p125 (2012-02-16) [i386-mingw32]
念のためバージョンを表示してみたら、うまく切り替えた。
> ruby -v ruby 1.9.2p290 (2011-07-09) [i386-mingw32]